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書評/感想 『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』 バカな僕でも仮説が浮かぶほど頭が動いた。

「最近の若い者は...

この古臭いセリフに反旗をひるがえすような論理を述べることからこの本は始まって居る。

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若者が年寄りを淘汰して新しい時代が生まれる。

古いものから学んで新しいことを生み出す。

 

時間の循環によってこの世の中はより良い方向へ進んで居る。

 

そして現代は情報が蔓延して玉石混合になっている。

 

情報の良し悪しを判断するネットリテラシーを持って居るのは当たり前で、自動で情報を処理するAIなる存在も生まれ始めて居る。

 

そして今後はAIには行えない「好きになる」という感情を通じて職業を選び、お金を稼いで生きていく。

 

そんな世の中がすでにやってきて居るとのこと。

 

まさに「革命のファンファーレ」は鳴ったらしい。

 

 

 

 

 

常識のアップデートを止めてはならない。

 

本著の目的は前作の『魔法のコンパス』の出版後、めまぐるしくビジネスの手法が進化しているので、新しい手段を書き記す・バージョンアップするために書いたとのこと。

 

僕は日々本を読んで自分の知識をアップデートさせ、そしてこのブログに書いてアウトプットしている。

 

知識とは学んで終わりではなく実践するためにあるという考え方もある。

 

引き合いに出してしまうが、『今でしょ』でおなじみの林修先生は

「一番軽蔑するのは手段としての読書」とテレビ番組の中で話して居た。

 

僕は手段としても目的としても、何かを学んだり知ったり読んだりすることは正しいと考える。

 

ぶっちゃけ「新しいことしって楽しけりゃなんでもいいじゃん」って思ってるし、つまらないなら知らなければいいと思う。

 

 

 

「信用を稼げ」という言葉の罠

現代はお金ではなく信用を稼ぐ時代だと本著では述べられて居る。

なぜなら信用をお金で買うことは出来ないが、信用を使ってお金を稼ぐことはできる。

 

なのでまずは優先的に信用を増やすというところから始める。

 

著者の信用の礎は芸人時代、『はねるのトびら』などに出演していたころに築かれたと考えると思うし、僕もそう思った。

しかし、今は西野亮廣氏は『好感度低い芸人』や『炎上芸人』として名が通っている。

 

ではなぜ彼が絵本作家として成功出来たのか?結論は「根強いファンがいたから」ということらしい。

 

「じゃあまず信用を増やすために有名になろう!」というのは筋違いだと思う。

 

信用を増やしたり本や情報を無料公開することで得られるのは広告効果だ。

広告とは広く告知する、たくさんの人に知ってもらうということだ。

広く知ってもらうだけでは全く無駄で、その後のマネタイズや販売などをちゃんと決めておく必要がある。

 

マネタイズのための具体的なステップまで書いていれば、実用書レベルの書籍になったのではと思う。

でもこれはこの本の目的ではないかもしれない。

 

 

 

 

意思決定の鍵は「脳」ではなく、「環境」が握って居る

会社の偉い人に賛同したり空気を読んで言いたいことが言えなかったりするのは「お給料を会社からもらって居る」から。

 

別の言い方をすれば「収入源が他にないから会社を辞めれない」

 

そんな環境から脱すれば意見を環境に左右されることなく、自分に嘘をつくことなく生きていける。

なぜなら嘘をついてしまうと人の信用は得られないから。

 

「本気でバンドやりたいから会社やめるっす」

これは嘘ではない。

 

「会社の飲み会とかクソだるいし残業代出ないからから会社やめるっす」

これも嘘ではない。

 

そんな自分の意思を貫く人を、人は信用するとのこと。

 

 

で、僕は以上のことから1つの仮説を思いついた。

 

それは人の信用は感動から生まれ、

感動は『密度』にあるのでは?ということだ。

 

 

僕は『友達が聞いて鳥肌が立つレベルの曲』を作ることが出来る。

でもそれは友達が僕と知り合ってから過ごした時間や、音楽の学んできたプロセスを知って居るのが前提にある。

 

そしてその集大成である「僕の曲」というものを聞かせると友達は僕が学んできた音楽の集大成を数分で感じることになる。

その時様々な思いや出来事が頭をかすめ、そこに感情の動きが生じる。

 

 

 

他にも例は思い浮かぶ。

3ヶ月で劇的なダイエットに成功して周囲の男を見返した女性。

「芸術とは徹底された基礎」という名言を残した羽生結弦

また、他のスポーツや芸術、演奏、演舞、パフォーマンスといった類のものは

演者が行動した結果がその場に凝縮して現れて居るのを見ることが出来る。

 

 

上記の「会社やめるっす」の例は、会社を辞めたあとに何も成果を残さなかったら感動も何も生まれない。

 

でもバンドマンや歌手として活動し、メジャーデビューしたり「ネット上の歌い手」としてチャンネル登録者が100万人いて武道館でライブ出来ちゃったりしたら僕は感動する。

 

なぜなら会社を辞めたというプロセスと武道館ライブやメジャーデビューという結果が目の前に突きつけられて居るから。

 

 

 

僕はこの本を読んで「信用」と「感動」の1つの仮説を立てることができた。

 

これを他のシーンで応用して仮説を実証していけるように頑張る。

 

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